鍼灸師、メディカルトレーナー、リラクゼーションセラピスト、漢方コーディネーター、薬膳調整士の須藤です。
五月になり、いよいよ伊豆の夏が到来し、緊急事態宣言のない夏の到来です。
素潜りがライフワークの私にとっては3年ぶりに本格的に潜れますので今からとても楽しみにしています。新しい3Mの三本継のチョッキ銛も購入し、大物を狙い撃ちです。
さて、今回は夏の養生と食についてのお話させていただきます。
夏の生活の心得は「養心防暑」です。
夏は陽気が一年で最も盛んになり、人間の新陳代謝も活発になります。それに合わせて、熱をどんどん発散させるようにしましょう。
夏に熱を上手く発散させないと、身体に熱がこもり、こもった熱は、動悸、不眠を引き起こし咳がでやすくなり、冬まで体調を崩しかねない状態になります。
そこで、夏にお勧めの食材を紹介したいと思います。
(1)旬の食材
スイカ、冬瓜、ゴーヤ、きゅうりなど。夏の旬の食材には、利尿作用があるので、体内の余分な水分をたまった熱も一緒に排出してくれます。
(2)殺菌作用のあるもの
ネギ、シソ、ショウガ、ワサビなど。
湿気を取り、夏の冷えに効果的。
消化促進作用もあり、冷奴、、そうめんなどの冷たい料理の薬味として最適です。
(3)酸味があるもの
梅干し、夏ミカン、酢など。
酸味のあるものは、収斂作用があるので、汗の出すぎを抑えてくれます。
又、酢には抗菌作用もあるので、食中毒防止にも効果的です。
(4)「脾」の働きを強化をするもの
トウモロコシ、ジャガイモ、カボチャ、枝豆、豆腐など。
夏バテの食欲不振には消化吸収をよくするために、「脾」を助ける食材を積極的に摂取をしましょう。※「脾」とは消化器全般を指すものです。
食べる物に気を配ることで身体の調子を整えることができます。夏に向けて健やかにお過ごしください。
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
ツッツピーコ通信は2週間ごとに、 ファスティングや食養生、ダイエット、伊豆高原の現地情報など、アイウェルネスのスタッフが交替で配信しております。
ぜひ、メルマガ登録もよろしくお願いいたします。