新着情報

ツッツピーコ通信 2022.01.19

【ツッツピーコ通信】冬の食事の注意点とは?冬の食養生について

鍼灸師、漢方コーディネーター、薬膳調整士、メディカルトレーナー、リラクゼーションセラピスト、土木一級施工管理技士の須藤です。


寒さが堪える季節がまだ続きますが、私は、温泉や焚火など、暑かった伊豆ではできなかった趣味を満喫しています。
そこで、まだ続く冬に備えての簡単な冬の食養生についてお話します。


冬の生活の心得は、「養腎防寒」です。冬は、木々が葉を落とし、生物も活動を抑え、蓄える時期です。冬では、「腎」の働きに気を付けて、「腎気」を衰えさせないようにし、その働きを活発化をさせることが大事になります。


【冬の食事の注意点】

(1)「腎」の働きを助ける

「腎」は生命エネルギーの元である「精気」の貯蓄場所です。

「腎」は冬の間、エネルギーを維持し、活動が活発になる春に備えて備蓄をしています。
動物性食品を多く摂るようにし、ビタミン、ミネラルの補充を心掛け、羊肉、大豆、クルミ、栗、キクラゲ、ゴマなどを積極的に摂取しましょう。

(2)硬いもの避け、温かいものを食べる

硬く、粘り気のあるものや生ものは「陰」の食物であるため、冬にこれらを食べると「脾胃」が損傷されやすくなるため、冬は温かく柔らかい物を食べるようにしましょう。

(3)「苦」を多く、塩辛いものは少なくする

冬は「腎」の働きが弱くなりますが、塩辛いものは「腎」の働きを活発化させます。
それが原因で、「心」の働きを衰えさせてしまい、健康に悪影響を与えます。
塩辛いものは少なく、苦い食べ物を摂取をするようにしましょう。

(4)根菜類の摂取でミネラルを補充する

ニンジン、山芋、レンコン、などミネラル分を多量に含む根菜類を多く摂りましょう。
カルシウムも摂り、寒さへの抵抗力をつけましょう。

(5)ビタミンを補充する

寒さは人の酸化作用を促進させるため、ビタミンA、B、Cが豊富な食べ物で補充をしましょう。
新鮮な野菜、果物を多く食べることが大事です。
ビタミンBは、口内炎予防に、ビタミンA、Cは寒さに対する抵抗力を高め、風邪、高血圧、動脈硬化など循環器系の疾患の予防に効果的です。

(6)鉄分を補充する

鉄分が不足をすると、エネルギー生産が減少するため、鉄分の豊富な卵黄、ホウレンソウなどを多く摂取しましょう。

(7)ショウガを食べる

ショウガを食べると血液循環が良くなり、発汗作用や胃液の分泌や
腸の働きを促進をさせて、食欲増進の効果があります。


以上の事を参考にしていただき、楽しく春を迎えていただけたらと思います。







-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-

    

ツッツピーコ通信は2週間ごとに、 ファスティングや食養生、ダイエット、伊豆高原の現地情報など、アイウェルネスのスタッフが交替で配信しております。

  

 

 

ぜひ、メルマガ登録もよろしくお願いいたします。

  

トップへ戻る