こんにちは、鍼灸師、漢方コーディネーター、薬膳調整士の須藤です。温暖な伊豆もそろそろ冬?(自分は、未だにビーチサンダルと七分丈のパンツですが。)と迄はいかず、天城山は紅葉の見ごろですが、平地では少し葉が色付いた位です。
海と川のシーズンが終わり、これからは、キャンプ、焚火、温泉の季節の到来です。
休日は、伊豆の公共の露店風呂巡りをしています。
今回のメルマガの話題は、鍼灸についてです。
鍼灸といいましても、大まかに分けて三つあります。
〇現代医学(西洋医学)的治療〇中医学的治療〇経絡治療(日本伝統医学的治療)
それぞれに特徴があります。
<現代医学的治療>
運動器の病気が中心で痛みの緩和治療
・病名治療
・鍼灸師が確定診断できない
・開業鍼灸師は運動器疾患が中心
・鍼と灸は治療具
直接的に筋肉などに鍼を刺すだけ ・経絡経穴は必要としない
<中医学的治療>
湯液(漢方)と併用の学理で主治穴治療で個々の失病の特効穴治療
・病証か病症…病証は、治療法(診断名であり、治療)を含み、病症は症状のみ
・湯液と共通
・主治症、主治穴
・経絡より穴性…穴性の治療
<経絡治療(日本伝統医学的治療)>
(私のアイウェルネスでの治療法です)
昭和初期に日本で中国古典医学書を研究して作られた随証鍼灸治療で、四診(望診、聞診、問診、切診)から証を決めて鍼灸で虚実補瀉をする治療
・随証療法
経絡の虚実を調整する。
・経絡の気血変動
気とは、酸素で空気中から取り入れ、血は食べること。
その二つが混じりあって、エネルギーとなり、何らかの影響で変動し偏っていく。
・本治法と標治法
・鍼と灸の補瀉
気血の変動起きて冷えているところは、温めたり、温かいところは冷やす。
ちょっと専門的になってしまいましたが、以上が大まかな鍼灸の説明になります。
次回は、経絡治療について詳しくお話しをしたいと思います。
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